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柏木   2004.11/13 (土)   晴れ

 かっぱのひろさんと柏木へ。
到着すると、まずまずの人。
だけど、「スーパーマリノライン」にトライする人はいないようだ。
荷物を広げ、登る準備をしていたら、チョークバッグが入っていないのに気付いた。
先週の島根ツアーの荷物から戻していなかったようだ。
「しゃーない、かっぱのひろさんに借りようか」
更に、用意をしていると、もっと重大なことに気付いた。
「クライミングシューズもない!!」



 
 マジかよ!?
恥を承知で岩場にいる人たちに泣きつくと、
S原さんが「アナサジ・ベルクロを貸しますよ」と言ってくれた。
しかし、サイズが小さく、無理やり履こうとしてもかなり厳しい。
結局、姫路のT谷さんにシューズを借りることになった。
T谷さんは2足持ってて、ルートによって履き分けるので、「使わないほうをどうぞ」ということに。
ありがとうございますm(__)m
サイズは私が「25.5」。
T谷さんは「26」が普段のサイズなので、ハーフ大きいようだ。
最初は、ミウラーを貸してもらう。
ほぼジャストサイズ。
まだ2、3回しか使ってないらしく、ソールが新しい。
ちょっと恐縮です…。

 アップで下部の「マリノライン」を登る。
混んでくると、もうアップの時間もないかもと思い、
取り付き近くまでクライムダウンして更にアップ。

 1回目のトライ。
ようこさんのトライを参考に、上部で違うムーブを試してみる。
ちょっと張り気味だったけど、順調に登っていたらホールドが欠けてフォール。
重要なホールドかと思ったが、ちょっと上に更にいいホールドがあった。
こっちなら問題ないみたい。
最後にレストするホールドを取るムーブもtomoさんに聞いて、
新しいキョン気味のムーブでやってみる。
そこから上は各駅停車で終了点まで登る。

 かっぱのひろさんは、「マリノライン」を一撃。
核心で少し迷っていたようだが、安定した登りだった。
さっすが、チャンプ!

 2回目。
時間的に今日最後のトライ。
T谷さんがミウラーを「神がかり」に使うというので、
今度はファイブ・テンの「モカシム」にチェンジ。
上部、キョンの部分で小さい穴につま先を突っ込むので、
柔らかいモカシムでは不安だけど、文句は言えない。
下部を登り、「スーマリ」の1本目にクリップして、レッジまでクライムダウンしてレスト。
出だし、少しマゴマゴしたけど、ペースを取り戻して登る。
途中のポケットでレストするところまでスムーズにきた。
問題のキョンも集中してこなす。
最後のレストポイント。
完全に休めないので、長く居過ぎると、逆に張ってくる。
3、4回シェイクしてから最後のパートへ。
レストホールドから右手クロスでカチを取り、左足を一歩出して上のサイコロを左手でキャッチ。
そのまま左上の縦カチを左手デッドで保持し、右上のいいカチを右手で取り、
終了点右下のホールドを左手で取る。
ここから右上の小さいけど掛かりのいいホールドを右手でガスり、
真上のガバを左手で取る。
持ち替えて、終了点にクリップ!
 多分、最後の部分は人と違うムーブ。
手数は増えるし、さらに登るので恐怖は増すが、
不安定な体勢できわどいクリップで終わるより、安定してクリップする方が気持ちの上でも納得できる。
 隣の「神がかり」を登っていたT谷さんにシューズのお礼を言ってロワーダウン。
何年越しのR.Pだろう?
思ったより早く登れてホッと一息。
 一緒にトライしていたようこさんより、先に登ってしまう結果になったが、
クライミングをやってればそんなこともあるし、逆のことだってある。
この日の登りを見ていれば、R.Pする日はすぐだと思った。

 今日は、自分のシューズを忘れるという大ボケをかましてしまった。
知人がいないエリアだったら、「かっぱのひろさん専属ビレイヤー」になっていただろう。
帰ってからすぐ、ザックにシューズを入れ直したというのはいうまでもない。
by nejikuma | 2004-11-14 21:26 | クライミング
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