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和佐又山キャンプ場

 家族で奈良県上北山村にある「和佐又山キャンプ場」へ行ってきた。

 今年のGWはどこへ行こうかと、いろいろと考えていたが、
奈良県上北山村にある「和佐又山キャンプ場」でキャンプをすることにした。
 元々、3月の連休に三重県の某キャンプ場へ行く予定だったが、
東日本大震災があり、心情的に心から楽しめる気分でもなく、行楽を自粛していた。

 家を朝7時に出発。大淀のスーパー「オークワ」で買い物をし、
キャンプ場に到着したのは11時10分ころ。
すでに何組かのキャンパーが準備を始めていた。
ここは、大きく分けて車が横付けできる「オートサイト」と、
車は駐車場に置く「テントサイト」のエリアがある。

 オートサイトはヒュッテから坂を登ったところに広がる大きなエリアで、
特に区画はされていないが、20組ぐらいまでなら快適に過ごせるだろう。
ただし、トイレはヒュッテの近くにあるので、用を足すには3~4分歩かなければならない。
しかも帰りは登り坂。
水場も蛇口が一つの流しがあるだけで、混雑時は順番待ちにになる。

 オートサイトの東側にある「見返り平」と呼ばれるエリアは眺望が良く、
大台ケ原の主峰・日出が岳方面が見渡せる。
しかし、スペースはあまりなく、3~4張りくらいが限度。

 テントサイトはヒュッテの目の前にあり、緑の芝生が美しい。
トイレ・水場までは徒歩1分程度。
車は横付けできないが、駐車場が真横なので、ほとんど運ばずにすむ。

 一通り、キャンプ場を見学した後、タイミング良く見返り平の一部が空いたので、
そこにテントを張ることにした。半分は草地だが、半分は固い土でペグを打ち込みにくい。
アルミのペグは気をつけないと簡単に曲がってしまう。
こんな時はやはり「ソリッドステーク」の独壇場だが、本数が足りないので、
仕方なくアルミのペグを使ったが、案の定、何本かは曲がってしまった。




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オートサイトの全景。
夕方にはかなり混雑してきた。



 この日は特に出かけなかったので、早めに夕食の準備に取りかかる。
夕方にかけてキャンパーも増えてきて、オートサイトだけで15組ほどになった。
このキャンプ場は、大普げん岳の登山基地でもあるので、山屋さんも多い。
モンベルのステラリッジが多く見受けられた。
リビングシェルは我が家だけだが、我が家以上にスノーピークで統一している
セレブなサイトもあった。
 この日の夕食は「豚丼」。味は吉野家のそれに少しにていて、なかなかイケた。
 夜は星空の下、焚き火とお酒でまったり、というところだが、
雨が次第に本降りとなり、シェルの庇の下で雨を避けながらの焚き火となった。
 22時過ぎに就寝。それにしても、小さな子供がいるとトイレが遠いのは不便だ。
まぁ、それを承知でこのサイトにしたんだけど。。。

 翌日は4時50分に起床。日の出の瞬間は見えなかったけど、
雲の合間からの太陽は拝めた。

 昼食後、キャンプ場から登れる「和佐又山」へ全員でハイキング。
ヒュッテ前の登山口を9時35分に出発。エリは、
ほぼ空身だが登山に慣れていないので辛そう。
30分のコースタイムを10分オーバーして山頂に着いた。
ここから大普現岳の山頂方面がよく見える。
弥山や八経ヶ岳へ連なる山綾も見渡せ、その北側斜面には残雪もあった。
小一時間ほど休んでから下山開始。
「和佐又のコル」までは急な下り。
そこから大普現岳への登山道と分かれて、キャンプ場方面へ進む。
少し狭いが子供でも歩きやすい道だ。
 山頂から40分ほどでキャンプ場に到着。
4歳のエリを連れてなら、ほどよいハイキングだった。

 昼食にラーメンを食べ、お風呂と買い物に外出。
風呂は同じ上北山村の「上北山温泉」。
大人500円、子供●●●円で値段的にも手頃。
中で食事もできる。

 買い物はスーパーなどがなく、小さい商店を探し回ってやっとのことで
野菜と肉(ただし冷凍)が買えた。
このキャンプ場で連泊するなら、できるだけ食材はクーラーで
参できるものを準備するほうがいいだろう。
お店は当てにならない。

 夕食は我が家の定番で安上がりな、いつもの「おなべ」。

 翌日、天気もまずまずで、「完全乾燥」で撤収できた。
ホント、撤収時に晴れていると助かる。

 エリがもう少し歩けるようになったら、
次は大台ケ原のトレッキングか大普賢岳にも登ってみたい。


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見返り平からの夜明け。




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和佐又山頂上から見る八経ヶ岳方面。
まだ雪が見える。




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和佐又のコルで一休み。




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上北山温泉。
下に流れる白川は、“聖地”池原ダムへと続く。




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今回、陣取ったサイト。
下地が固くなければさらに良かったけど。。。
by nejikuma | 2011-05-05 23:34 | キャンプ
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